月刊超

(今までの投稿分でM29の加工に関するもの全てを「mag-na-port M29 その◯。」にタイトル統一しました。)

先日注文した金属パテが到着いたしました。

ブレニー技研のジーナスMG-8300。
なんか評判良かったのと手頃な量と値段で決めました。
マズルをこれで作ることは諦めたんですが、擦れる箇所をこれで予め象嵌？
しておくと良いんじゃないかと思い直しまして。　今回加工する場所は正にそこ。

リコイルシールド内側のプランジャーが擦れるとこー。

(正規式名称何ていうんだここ？)
既にうっすら跡が付いてますが、金属の棒が押し付けられてぐりぐり擦られる部分なので、
めっきモデルですらめっき層がめろめろになって最悪めくれて来ちゃうとこですね。
このプランジャーの通り道に予め金属パテを象嵌しておくことで、塗装が擦り切れても露出するのは金属風の地肌。
という目論見です。

掘ったー。

擦れ跡をガイドに幅5mm、深さ1mmほど彫刻刀で掘りました。
埋めたパテが浮いてこないように溝側面は逆テーパーになる様に掘ってます。
この後ペーパーで表面を荒らして食い付きを良くしてからパテを盛ります。

盛ったー。

室温23℃で作業時間20分との事なので慌てる事はなかったんですが、
えらく粘っこいので薄く盛るのに苦労しました。　そんな訳で大変汚ない盛り方に……
練ったパテが余ったので、ついでにファイアリングピンが通る角穴を丸くするために
パテ注入してからマスキングテープ巻いた爪楊枝を突っ込んどきました。
このまま硬化まで２〜6時間ほど放っておきます。　硬化後50〜80℃で1〜2時間加熱すると強度が増すそうです。
上手くいきますようにナムナム。


2015-4-11 18:12 追記。
硬化後に白熱灯の下に３時間ほど吊るしておきました。
もう固まったろうとヤスリでパーティングラインもろともガリガリ荒削り。
おや、思ってたより粘りがあって良い感じ。　ABS削った感じに似てますなこれ。
大体削れた所で試しにシリンダーを組んで何度か出し入れをしてみる。

擦れた所が磨かれて金属のような光沢に！　ファイアリングピンホールも綺麗な丸型に。
ふははは思惑通りに事が運んだわい。


2015-4-11 21:47 追記の追記。
おまけ。

真鍮丸棒を先端を3mm、中間を8.6mm径に削って
わざと残したフチをギザギザにヤスリで整形。
これをFピン穴に差し込んでぐりぐりっとやると… あら簡単ハンマーノーズブッシングが。
（※サイズは実銃画像から割り出した適当な数値です。）